宮里藍、アンダーパーに笑顔 71位終戦「長い1年だった」

[ 2014年11月3日 05:30 ]

最終ラウンド、通算7オーバーで71位だった宮里藍

 米女子ゴルフの台湾選手権は2日、台湾北部の美麗華クラブ(パー72)で最終ラウンドが行われ、78位から出た宮里藍(29=サントリー)は1アンダーの71にまとめたが通算7オーバーの71位に終わった。13位で出た上原彩子(30=モスフードサービス)は76で、通算4アンダーの34位。野村敏京(21=フリー)は74で通算3アンダーの39位。世界ランキング1位の朴仁妃(パクインビ)(26=韓国)が71で初日からの首位を守り、通算22アンダーで今季3勝目、通算12勝目を挙げた。

 バーディー合戦の波に乗れなかった宮里の表情に笑顔が広がった。後半に2連続バーディーを奪い「やっとアンダーパーが出た」と話し、頬を緩めた。強風と雨の中で「今やるべきことはパットだけ。天気が悪くて逆にシンプルにできた」と集中を保った。7日からのスポニチ主催ミズノクラシック(三重)には複数の欠場者が出ないと出番はない。今大会が今季の最終戦になる可能性が高く、「長い1年だった」と大きく息をついた。

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2014年11月3日のニュース