今井7位、川内は11位に終わる…NYシティー・マラソン

[ 2014年11月3日 03:38 ]

ニューヨークシティー・マラソン男子優勝のウィルソン・キプサング

 ニューヨークシティー・マラソンは2日、ニューヨークの市街コースで行われ、男子はウィルソン・キプサング(ケニア)が2時間10分55秒で優勝した。今井正人(30=トヨタ自動車九州)は2時間14分36秒で7位、川内優輝(27=埼玉県庁)は2時間16分41秒で昨年と同じ11位に終わった。

 海外マラソン初挑戦だった昨年、6位と健闘した今井は今年もトップ集団を走り、28キロ付近で1度スパートしたものの、再び集団に吸収され、その後は勝機を見いだせなかった。川内も前半はトップ集団に加わっていたが、徐々に引き離され、目標のトップ10入りは果たせなった。

 女子はメアリー・ケイタニー(ケニア)が2時間25分7秒で制した。

 ▼川内優輝の話 今年の最も悪いタイムなので、恥ずかしい。トップ10に入ることができず悔しい。根本的に弱い。地力を上げていかないと駄目。上位の選手は後半にタイムを上げたが、自分は落としてしまった。(共同)

 ▼今井正人の話 風が強かったので、集団で上げ下げのあるレースになると思っていた。それにはうまく対応できたと思うが、力がまだまだない。(一時は先頭集団の前に出て)自分の中で何か変えてやるというのを走りに出せた。(共同)

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2014年11月3日のニュース