日本、ロシアに屈し2連敗 新戦術不発 女子ワールドGP

[ 2014年8月3日 00:04 ]

 バレーボール女子のワールドグランプリは2日、世界ランキング上位による1次リーグのアンカラ大会第2日が行われ、ロンドン五輪銅メダルの日本はロシアに1―3で敗れ、2連敗となった。

 日本はセンターが本職の選手を置かず、アタッカーを5人に増やす新戦術を試したが、最初の2セットを連取された。センターを置いた第3セットは主将の木村(東レ)らの活躍で26―24と制したが、第4セットは18―25で振り切られた。ロシアは2連勝。

 1日の初戦で日本は地元トルコに0―3で敗れ、ロシアは米国に3―1で快勝した。大会は28チームが参加して1次リーグを世界各地で戦い、20日からの決勝リーグ(東京)には開催国日本を含む6チームが進む。

 ▼真鍋政義・日本監督の話 アタックでの失点が多い。これだけブロックで止められると勝ち目はない。セッターとアタッカーのコンビも合わなかった。新戦術の前に、プレーの精度を上げないとどうしようもない。

 ▼木村沙織の話 2連敗は残念。新戦術はまだ完成度が低く、長岡選手に頼ってしまっている。チーム全体でコンビプレーを高め、ちょっとでも理想のバレーに近づけるよう頑張りたい。(共同)

続きを表示

2014年8月3日のニュース