奈良が逆転で決勝進出「信じられない気分」

[ 2014年8月3日 15:35 ]

女子シングルス準決勝でマリーナ・エラコビッチを破り、決勝進出を決めた奈良くるみ

 テニスのシティ・オープンは2日、ワシントンで行われ、女子シングルス準決勝で世界ランキング40位の奈良くるみ(安藤証券)は同82位のマリーナ・エラコビッチ(ニュージーランド)に0―6、6―4、6―4で逆転勝ちした。奈良がツアーで決勝に進出するのは、初優勝した2月のリオ・オープン以来2度目。決勝では第6シードで世界26位のスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)と対戦する。

 女子ダブルス決勝は第2シードの青山修子(近藤乳業)ガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)組が奈良、桑田寛子(島津製作所)組を6―1、6―2で破り、優勝した。青山は別の選手と組んだ前々回、前回に続き大会3連覇を達成した。

 ▼奈良くるみの話 信じられない気分。第1セットは気負い過ぎた。第2セットからはもう一度、ラリーをやろうと気持ちを切り替えて、力を出し切れた。

 ▼青山修子の話 優勝できて自信になる。準決勝の試合を見て、相手のやってくることはイメージできていた。

 ▼桑田寛子の話 初のツアー大会でうまくいきすぎな感じもするが、自信になった。このレベルでプレーできるのは刺激になる。(共同)

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