木戸 初Vの地で復活の67!逆転戴冠へ「あとはお楽しみ」

[ 2014年7月20日 05:30 ]

<サマンサタバサレディース2日目>1番ティーショットを放つ木戸愛

女子ゴルフツアーサマンサタバサ・レディース第2日

(7月19日 茨城県阿見町 イーグルポイントゴルフクラブ=6528ヤード、パー72)
 2年前の今大会でプロ初優勝を飾った木戸愛(24=ゼンリン)が7バーディー、2ボギーの67と伸ばして通算8アンダー、136で首位に4打差の7位に浮上した。首位は12アンダーのイ・ナリ(25=韓国)で、1打差に今季2勝の成田美寿々(21=オンワードホールディングス)が付けている。140ストローク、4アンダーの予選カットはツアー最少スコアとなった。
【第2R成績】

 2年前、初優勝のうれし涙を流した思い出のコースで木戸がよみがえった。1番をバーディーでスタートすると7番からは3連続。「コースのイメージは良いし、グリーンは読みやすい」と後半も2バーディーを重ね、首位に4打差に付けた。

 父は元プロレスラーの修氏。1メートル72に股下84センチの美脚プロとして注目されたが、2勝目は遠く13年は賞金ランク38位、今季も39位にとどまる。昨オフから同じパーリーゲイツと契約する芹沢信雄プロの指導を受け、ツアーのなかった前週は静岡で宮本勝弘らと3日間の合宿に参加。アプローチを中心に「ノーコックでのチップショットに取り組みました」という。

 この日は美脚を隠してのパンツ姿だが、スイカやぶどうをあしらったフルーツ柄。グリーンのシャツにベルトとシューズはオレンジ色だ。大会を主催する人気ファッションブランド「サマンサタバサ」を着こなす“サマンサガール”も顔負けの鮮やかなファッションでギャラリーを楽しませた。

 初優勝より難しいと言われる2勝目へ。「苦しめるのも1勝したから」と前向きに考えられるようになった。逆転優勝へ「自分のすべきことをやって、あとはお楽しみ」と余裕も生まれている。

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