高安 平幕唯一の全勝 「上位と当たって」台風の目になる!

[ 2014年7月20日 05:30 ]

高安が上手投げで栃乃若に勝つ

大相撲名古屋場所7日目

(7月19日 愛知県体育館)
 平幕で唯一の無敗を守る西前頭11枚目・高安の勢いが止まらない。栃乃若に対して立ち合い直後に左上手を握ると「じっとすると体力負けするので」と即座に体を開きながら上手投げ。最後は右手で相手の頭を押さえつけて1メートル94、175キロの大型力士を豪快に土俵上でひっくり返した。

 昨年秋場所に平成生まれで初めて三役に昇進した24歳だが「番付が落ちて危機感を持っている」と焦りを感じている。前日に2歳年下の大砂嵐ら同世代の力士が上位で活躍していたことに関しても「気合が入ります」と発奮材料となっている。

 初日からの7連勝は、ストレート給金を果たして10勝5敗だった2年前の秋場所以来2度目。「状態はいい。白星を重ねて上位の関取と当たりたい」。3場所ぶりの勝ち越しはもはや当たり前。後半戦の“台風の目”となることを誓った

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