佳純が大黒柱!愛欠場もリベンジ必ず「試合楽しみ」

[ 2014年4月28日 05:30 ]

卓球の世界選手権団体戦を前に記者会見する石川佳純(右)と水谷隼

 女子エースの石川佳純(21=全農)が大黒柱になる。JA全農世界卓球団体戦が28日に国立代々木第1体育館などで開幕。日本は12年ロンドン五輪団体銀メダルメンバーの福原愛(25=ANA)を故障で欠く中、前回大会(12年ドルトムント)5位の雪辱を目指す。初戦はベラルーシ戦。地元開催での世界一に向けて、スタートダッシュを狙う。

 リベンジの舞台は整った。石川は約2時間、会場練習で照明や台の感覚を確かめた。「いい調整ができた。悪かったところを直してきたので、自分も試合をするのが楽しみ」。福原不在の今大会は絶対的エースとして期待が懸かる。2年前は準々決勝で韓国と対戦し、2―2で迎えた最終戦で2―3と敗れた。「自分が負けて、韓国に負けた。勝ちたいとか勝てたらいいな、ではなくて、何が何でも勝つ気持ちが必要だった」。その悔しさを糧に出場した直後のロンドン五輪団体戦では強い気持ちを持って挑み、銀メダル獲得に貢献した。

 「自信になった。2年間で成長できたし、試合への準備もできた。一戦一戦をしっかり戦いたい」。練習後には中国メディアの取材に流ちょうな中国語で対応。「試合より緊張した」とリラックスした表情も見せた。初戦はカット打ち2選手を擁するベラルーシが相手。「カットの練習はできた」といいイメージを持って、スタートダッシュを切る。

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2014年4月28日のニュース