佐渡トキマラソン 男子・上條、女子・増田が総合V

[ 2014年4月28日 05:30 ]

優勝した上條記男と増田有貴

 佐渡トキマラソン2014(スポニチ共催)は27日、新潟県佐渡市のおんでこドームを発着点に、過去最多の2615人がエントリーして行われた。メーンのフルマラソンは、男子が上條記男(30)が2時間23分54秒、女子は増田有貴(29)が3時間22分9秒でそれぞれ総合優勝を果たした。また、04年アテネ五輪1万メートル代表の弘山晴美(45)がゲスト参加し、大会に花を添えた。 

 ≪7分以上の大差≫男子フル総合は2時間13分37秒の自己ベストを持つ上條が力の違いを見せつけた。「競争力を維持しようと参加したのですが、最後はへばってしまって」。前半の向かい風と気温20度を上回る気候に苦しみ、目標の2時間20分を切ることはできなかったが、スタートで飛び出すと2位に7分以上の大差でゴールした。3月まで実業団の八千代工業に所属。愛知製鋼時代から8年連続で元日のニューイヤー駅伝に出場した実力者だ。現在は就職活動を続けながら活躍の場を求めている。
 
 ≪地元中学の陸上部顧問お見事≫女子フル総合は地元・佐和田中陸上部顧問の増田有貴が初出場で優勝。「生徒と一緒に走れたのが楽しかった」と話した。今月佐渡市に赴任し、着任早々に出場を決めて陸上部の生徒とともに出場。大学時代は東京国際女子マラソンをはじめ数々のフルマラソンに出場した経験を持つ。現在は各地のマラソンを観光を兼ねて出場している。

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2014年4月28日のニュース