比嘉 7連続バーディー及ばず2位も「いいプレーだった」

[ 2014年4月28日 05:30 ]

14番、バーディーパットをねじ込む比嘉

女子ゴルフツアー フジサンケイ・レディース・クラシック最終日

(4月26日 静岡県伊東市 川奈ホテルゴルフコース富士コース=6367ヤード、パー72)
 24位から出た比嘉真美子(20=ジブラルタ生命保険)が9バーディー、2ボギー、1トリプルボギーの68で回り、通算4アンダーに伸ばして2位に入った。3~9番まで、11年スタンレー・レディースで諸見里しのぶ(27=ダイキン工業)がマークした日本最多の8連続に次ぐ、7連続バーディーを奪った。台湾出身の21歳、フェービー・ヤオが68をマーク。通算9アンダーでツアー初優勝を飾った。
【最終成績】

 手応えと悔しさが入り交じる最終日だった。相模灘からの風に負けじと比嘉は3番からツアー記録にあと1と迫る7連続バーディーの猛チャージ。一時は単独首位に浮上した。「行けるところまで行ってみよう」。12番ボギーの後も、13、14番で2連続バーディーと息を吹き返した。

 しかし、通算7アンダーで迎えた終盤に悪夢が待っていた。急角度の砲台グリーンの名物ホール、17番パー3。6Iのティーショットはグリーン右下に落とし、2打目のアプローチもグリーンに乗らず。3オンしたものの、5メートルの距離から3パットを要して痛恨のトリプルボギー。2位の成績にも「完全なミスの連続。ミスショットが大きなミスにつながった」と悔やんだ。

 今季初優勝には届かなかったが、それでも「いいプレーだった」と充実感も残った。今大会から今までと同じ形状で、より重量感のあるパターを使い始め「ヘッドの動きが良くなった」とストロークのぶれが軽減。好調なショットとかみ合った。「7連続はたまたま。サロンパスカップに向けて良いスタートになった」。5月8日開幕のメジャー、ワールド・レディース・サロンパスカップ(茨城GC)に照準を合わせていた。

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2014年4月28日のニュース