カーママ 世界4位のスイス倒した!延長戦制し3勝目

[ 2014年2月16日 21:55 ]

<日本・スイス>スイスに勝利し、抱き合い喜ぶ小笠原(右から2人目)ら

 ソチ五輪第10日(16日)、カーリング女子の日本代表(北海道銀行=世界ランク9位)は1次リーグ7戦目で世界ランク4位のスイスと対戦。延長戦を9―7で制し、準決勝進出に望みをつないだ。

 2勝4敗とあとがなくなっている日本はリード・苫米地美智子、セカンド・吉田知那美、サード・船山弓枝、スキップ・小笠原歩。15日のカナダ戦惜敗後、小笠原は「残り試合は)少ないチャンスをどうにか私が決めて、チームとしての力を上げていい結果になればいいと思う」と語っていた。

 第1エンド、日本は意図的にスイスに1点取らせ第2エンドは有利な後攻。だが、小笠原の1投目がミスショットに。日本のナンバー2をかすめてハウス外へ。スイスは最終投でナンバー1~3を確保。小笠原は最終投をナンバー1の位置に置けず、スチールを許し0―2に。

 第3エンド。スイスの最終投は日本のナンバー2をはじき出すが、日本がナンバー1をキープ。小笠原の最終投はハウス真ん中へ。日本が2点を獲得し同点に。第4エンドはスチールに成功し、勝ち越した。

 第5エンド。スイスにダブルテークアウトを食った直後、小笠原の絶妙第7投でナンバー1をつくる。日本がナンバー1と4、スイスがナンバー2と3に。スイスは第7投でガードをはじき出す。日本最終投はナンバー1の後ろへ。スイス最終投は短く、日本がナンバー1、2をキープし2点のスチールに成功した。
  
 日本の5―2で後半第6エンド。船山の1投目が決まり、ハウス内に日本のストーンが3つ入る。スイスはガードをはじくが、日本は再びガードを置く。スイス第7投でナンバー1がスイスに。小笠原の1投目で再びナンバー1が日本に。スイス第7投でそのストーンをはじき、ナンバー1~3を確保。小笠原のショットは相手ストーンを1つ外に出しただけ。スイスは3点をゲットし5―5に。

 第7エンド。ナンバー1がスイス。ナンバー2が日本。ナンバー3、4がスイス。小笠原の最終投がスイスのナンバー1をはじき、ナンバー1、2をつくる。再び2点リード。

 第8エンド。先攻・日本のラストストーンはスイスのストーンに当たりナンバー1に。スイスの最終投がそれをはじいてハウス外へ。両チーム得点なしで、スイス後攻のまま第9エンドに。船山の1投目でハウス内は日本のスートん3つに。スイス第5投はどのストーンにも当たらないミスショットに。スイスは第6投でダブルテークアウト、ナンバー1をつくる。両チーム第7投を終えスイスがナンバー1、日本が2、3。小笠原がナンバー1をはじくが、スイスがナンバー1に入り1点。日本は1点リード、そして後攻で最終第10エンドを迎えた。

 ハウス内にはスイスのストーンが1つ。小笠原の1投目がそのストーンをはじく。スイスの最終投がナンバー1をつくる。小笠原のラストストーンがミスショットになり、スチールを許す。7―7で試合は延長戦に突入。

 第11エンド、日本は後攻。吉田の1投目がスイスのガードをはじき飛ばす。会心の笑顔を見せる。両チーム第7投を終えて日本がナンバー1をつくる。スイスの最終投はナンバー1か微妙な位置に。今度は小笠原がきっちり決めて、日本が延長戦を制した

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