シンクロ代表でコーチが暴力か 水連が第三者委で調査へ

[ 2014年2月16日 15:33 ]

 日本水泳連盟の泉正文専務理事は16日、昨年10月から行われていたシンクロナイズドスイミングの日本代表合宿でコーチが選手に暴力を振るったとの通報があり、弁護士による第三者委員会をつくって調査すると明らかにした。日本水連は同日、仁川アジア大会(9~10月)などのコーチ陣を発表する予定だったが、延期した。

 泉専務理事によると、11日にシンクロ関係者から日本水連宛てに「暴力事件があったようなので調査してほしい」との投書が届いた。内部調査で、暴力行為を疑われたコーチと選手に聞き取りをし、双方とも「そういう(暴力の)事実はない」と回答したが、第三者による調査が必要と判断した。

 当該のコーチはアジア大会と10月にカナダで行われるワールドカップ(W杯)のスタッフに入る予定だった。泉専務理事は「暴力に対しては毅然(きぜん)として臨まなければいけない。22日の理事会までには調査の結論が出る」と見通しを示した。

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2014年2月16日のニュース