日馬富士 連続優勝に大きな不安、左足首痛で鋭さなし

[ 2014年1月5日 15:02 ]

 左足首痛を抱える横綱日馬富士が5日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で9番取ったが、本来の立ち合いの鋭さはなく、2場所連続優勝が懸かる大相撲初場所(12日初日)に向けて大きな不安を残した。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)によると、先月下旬に負傷して以来、初めての相撲という。

 幕内宝富士と2番取った後に「痛い」とうなって顔をしかめ、足を引きずって休むなど状況は芳しくない。喉輪での突き放しに終始し、本来の頭から当たる取り組みはなかった。横綱は「自分の体と相談してやるしかない」と言葉少なだった。

 本場所へ残り1週間と時間が限られている。師匠は「(状態は)厳しい」と話した。

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2014年1月5日のニュース