日本勢は葛西の7位が最高 強風で2回目はキャンセル

[ 2014年1月5日 05:30 ]

ノルディックスキーW杯ジャンプ男子

(1月4日 オーストリア・インスブルック)
 伝統のジャンプ週間第3戦を兼ねた個人第11戦(HS130メートル、K点120メートル)が行われた。強風の影響で2回目が中止となり、日本勢は41歳の葛西紀明(土屋ホーム)が7位に入ったのが最高。アンシ・コイブランタ(フィンランド)が初優勝。竹内択(北野建設)、渡瀬雄太、伊東大貴(ともに雪印メグミルク)は30人で争う2回目に進めなかった。

 試合は思わぬ形での幕切れとなった。あと9人を残すのみというところで強風のために2回目がキャンセル。7位につけていた葛西も飛ぶことができないまま1回目の結果が最終成績となった。不完全燃焼の部分も残ったが、8試合連続でのトップ10入り。総合6位と好調を維持。風が舞い、有力選手も失速した難条件。1対1で対戦する1回目は優勝したコイブランタに敗れたが、敗者の上位5人に入って「ラッキールーザー」として拾われた。「トップグループの雰囲気、緊張感に慣れてきた。今はめっちゃ楽しい」と語っている。

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2014年1月5日のニュース