西が6位、上村は16位 W杯モーグル第2戦

[ 2014年1月5日 09:06 ]

決勝1回目でこぶを攻める西伸幸

 フリースタイルスキーのワールドカップ(W杯)は4日、カルガリーでモーグル第2戦が行われ、男子でバンクーバー冬季五輪代表の西伸幸(白馬ク)が16・27点で6位に入った。ミカエル・キングズベリー(カナダ)が今季2勝目、通算18勝目を挙げた。

 女子で第1戦3位の上村愛子(北野建設)は決勝1回目でミスが出て16位。星野純子(リステル)は10位だった。ジュスティーヌ・デュフールラポワント(カナダ)が今季初勝利、通算4勝目を飾った。

 男子の堀島行真(岐阜第一高)田中陸也(サンガリア)四方元幾(愛知工大)山口卓也(白馬ク)鈴木健太(岐阜フリースタイル)吉川空(ニセコB&J)、女子の岩本憧子(中京大)村田愛里咲(行学学園教)は予選落ちした。

 ▼西伸幸の話 気持ちで負けないようにした。(決勝2回目に進む)目標を果たせて良かった。調子がどんどん上がってきている。

 ▼星野純子の話 落ち着いてスタートできたのが一番良かった。(ソチ冬季五輪前に開催される)次からの4戦も自分の滑りに集中して頑張りたい。(共同)

 ▼上村愛子の話 飛びすぎてしまった。決勝2回目に行けず悔しい。もう1本滑りたかった。すごく寒くて体の動きが悪かった。

 ▼村田愛里咲の話 前日に左ふくらはぎを伸ばしてターンの抑えが効かなかった。第1エアのフルツイストは練習よりうまくできた。

 ▼鈴木健太の話 海外でのW杯は初めてですごく緊張した。ちょっとのミスで点数を引かれてしまうので、しっかりやっていきたい。

 ▼吉川空の話 途中までクリーンにできたのは良かったが、第2エアの前の減速が間に合わなかった。本番になるとミスが出てしまう。

 ▼山口卓也の話 (スピードに乗って)飛ばそうと思ったけど、ちょっと暴れてしまった。第1エアの入りは良く、今後につながるいい大会になった。

 ▼四方元幾の話 守りに入って思いっきり滑れなかった。スピードに乗らないといけないところで乗れなかった。

 ▼田中陸也の話 少し抑えすぎたかもしれない。試合に向けての気持ちの持っていき方は良かったと思うので次につなげたい。

 ▼堀島行真の話 難しいといわれるコースで最高難度のエアをできたのは良かった。ターンはまだまだ。

 ▼岩本憧子の話 攻めきれなくてスピードが出せなかった。第2エアの着地を修正できなかったが、第1エアの着地からターンへの移行はうまくできて良かった。(共同)

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2014年1月5日のニュース