北海道銀行が王手 小笠原「ママへたくそ」で発奮

[ 2013年9月17日 06:00 ]

中部電力に勝利し、喜ぶ小笠原(左から2人目)ら北海道銀行の選手

カーリングソチ冬季五輪世界最終予選代表決定戦第5日

(9月16日 札幌どうぎんカーリングスタジアム)
 3度目の五輪出場を目指す小笠原、船山率いる北海道銀行が王手をかけた。「あす勝たないとただのカーリング選手。オリンピック選手は違う。でも先(五輪)より、あすの1試合に集中したい」と小笠原。ソルトレークシティー、トリノ五輪代表の先駆者が勝負の最終日を迎える。

 家族が選手としての小笠原を成長させた。この日朝に4歳の子供と電話で話し「ママへたくそ、と言われて」と発奮。第2戦は敗れたものの、第3戦は正確なショットを連発した。母になって気持ちがぶれることが少なくなったという。「最初の試合は家族も悔しい思いをしていたので(王手は)いいプレゼントになった。自分一人で追っている夢ではないことは分かっている」。家族の思いも背負いリンクに立つ。

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2013年9月17日のニュース