遠藤 初白星「歓声は新鮮でしたね」 初の懸賞金は2本

[ 2013年9月17日 06:00 ]

大相撲秋場所2日目

(9月16日 両国国技館)
 昭和以降最速となる3場所で新入幕した遠藤が幕内初白星を挙げた。201キロの佐田の富士を左四つに組み止めると、相手のすくい投げをこらえながらも前に出て寄り切り。約7800人からの大声援を受け「勝てたので良かった。歓声は新鮮でしたね」と笑顔を見せた。

 初めて手にする懸賞金は2本(手取り6万円)。受け取る時の所作も無難にこなし「取り方が分からなかったので(直前の取組で)天鎧鵬関がやっていたのをまねした。見ていなかったら慌てていたかも」とおどけてみせた。

 3日目は、同じ90年生まれで小学生のときからライバルでもある舛ノ山が相手。土俵入りの際には声援の多さでは一、二を争っているが、「(舛ノ山には)ジュニア五輪で対戦して負けた。角界の先輩だし意識しないでやりたい」と闘志を燃やした。

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2013年9月17日のニュース