前田、3回戦で負傷棄権 松本、荒木田も敗れる

[ 2013年9月17日 21:53 ]

 レスリングの世界選手権第2日は17日、ブダペストで男子フリースタイル3階級が行われ、60キロ級の前田翔吾(クリナップ)は3回戦で負傷棄権し、巡ってきた敗者復活戦も棄権した。84キロ級の松本真也と120キロ級の荒木田進謙(ともに警視庁)は2回戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。日本勢は2日続けてメダルなしとなった。

 前田は初戦の2回戦でエルサルバドル選手にテクニカルフォール勝ちしたが、ブルガリア選手と対戦した3回戦で左脚を痛め、第2ピリオド途中で棄権した。

 松本は初戦の2回戦でトルコ選手にテクニカルフォール負け。荒木田は1回戦でベネズエラ選手にテクニカルフォール勝ちしたが、2回戦で米国選手にテクニカルフォール負けした。

 ▽前田翔吾の話 まだ現実味がないというか実感できない。けがをしたことも負けたことも理解できない。けがをしても気持ちは切れなかったが、力が入らなかった。

 ▽松本真也の話 情けない内容だった。相手の懐に入り込めず、レスリングをさせてもらえなかった。結果を受け入れて、次につなげたい。(共同)

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2013年9月17日のニュース