左膝負傷 把瑠都の途中出場は微妙…全休なら十両陥落決定的

[ 2013年7月5日 17:33 ]

 左膝の負傷で大相撲名古屋場所を初日から休場する東前頭6枚目の把瑠都は5日、愛知県西尾市の尾上部屋で「痛くないかと聞かれたら、そうでもない。中途半端な形では出たくない。少し時間がほしい」と状態を説明した。

 元大関の把瑠都は関脇だった先場所で左膝を痛めて途中休場。回復が遅れ、名古屋入り後は稽古で相撲を取っていない。全休すれば来場所の十両陥落は決定的。途中出場の可能性について「ないということもない。ただ、膝が怖い。(十両に)落ちたくない気持ちはあるが、先のことを考えると今のところはけがを治したい」と微妙な言い回しだった。

 幕内優勝経験者の十両陥落は過去に高見山や貴闘力ら10人がいる。

 師匠の尾上親方(元小結浜ノ嶋)は「まだ相撲を取れる状況ではない。(途中出場への)気持ちは本人にしか分からない」と話した。

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2013年7月5日のニュース