会長選6候補が選挙演説 IOC初の試み、報道陣には非公開

[ 2013年7月5日 09:42 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は4日、スイスのローザンヌで臨時総会を開き、9月に12年の任期を終えて退任するロゲ会長(71)=ベルギー=の後任を選ぶ会長選に立候補した6候補が選挙演説を行った。

 会長選では初の試みで、抽選順にキャリオン財務委員長(60)=プエルトリコ、ウン副会長(64)=シンガポール、バッハ副会長(59)=ドイツ、呉経国理事(66)=台湾、オズワルド委員(66)=スイス、ブブカ理事(49)=ウクライナ=が15分ずつ演説。質疑応答は設定されず、報道陣には公開されなかった。

 会長選は9月10日、ブエノスアイレスでの総会で行われる。記者会見したロゲ会長は「非常に興味深かった。とてもいい政策が示された」と満足感を示した。(共同)

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2013年7月5日のニュース