白鵬 不安の調整!?幕内上位と稽古できず

[ 2013年7月5日 06:00 ]

 大相撲の名古屋場所(7日初日、愛知県体育館)で26度目の優勝を狙う横綱・白鵬(28=宮城野部屋)が、対戦が予想される幕内上位と場所前に1度も胸を合わさずに稽古を締めた。

 場所前最後の稽古日だった4日、名古屋市の友綱部屋に出向き、前頭12枚目・魁聖、十両・旭日松と10番取って9勝1敗。2日から出稽古を始めたが、胸を合わせた関取は、この日の2人に加えて前頭15枚目の蒼国来、十両の双大竜、豊真将、青狼の6人だけ。

 前日3日は片男波部屋で出稽古に来ている大関・鶴竜と稽古をする計画だったが、部屋から断られたため急きょ錣山部屋に変更した。場所前に上位と稽古をしなかったのは、連勝記録が63で止まった10年九州場所以来。不安の残る場所前調整となったが、地元テレビ局の名古屋場所前夜祭の収録に臨んだこの日午後には「自分なりに(調整を)やってきました」とアピールしていた。

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2013年7月5日のニュース