ヒート 敵地で雪辱 ジェームズ起点 大差で勝利

[ 2013年5月28日 06:00 ]

NBAプレーオフ

 東地区決勝の第3戦がインディアナポリスで行われ、1位ヒートが3位ペイサーズを114―96で下して2勝1敗。地元マイアミでの第2戦は落としたが、敵地でリベンジしてホームアドバンテージを奪い返した。

 前半の70点は、プレーオフのハーフにおけるチーム最多記録。22得点を挙げたレブロン・ジェームズ(28)は意図的にポストプレーを連発してペ軍をかく乱し、予想外の大差をつけて勝利を収めた。

 チームのフィールドゴール成功率は54・5%という好成績。ジェームズがポストに立って攻撃の起点となり、インサイド中心の攻めで着々と加点した。いつもはトップの位置からの1対1が主流のジェームズは「ポストに立たせてくれとコーチ陣に頼んだらOKが出た。相手にプレッシャーをかけたかったんだ」とニヤリ。万能型の選手ならではの発想で見事に新たな局面を切り開き、ペイサーズにとっては“難題”を突きつけられる一戦となった。

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2013年5月28日のニュース