吉田 ロビー活動開始 首から金メダル 取材攻勢に

[ 2013年5月28日 19:41 ]

 レスリングで五輪3連覇中の吉田沙保里選手(ALSOK)がロシアのサンクトペテルブルク到着から一夜明けた28日、2020年夏季五輪での競技存続を訴えるため、国際会議「スポーツアコード」の会場でロビー活動を開始した。

 日本から持参した金メダル3個を首に掛け、会場を歩き回った。国際レスリング連盟(FILA)のブースを訪れると、ロシアのスポーツ相や連盟会長に歓待された。レスリング人気が高いロシアのメディアから取材攻勢を受け「五輪に残ると信じて頑張るしかない。もし存続できれば20年五輪まで選手をやりたい」とリップサービスした。

 ロシア連盟幹部によると、「人類最強」といわれた元名選手のアレクサンドル・カレリン氏(ロシア)は脚をけがして入院し、合流できなくなった。吉田選手は「彼の分まで頑張りたい」と意気込んだ。(共同)

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2013年5月28日のニュース