IOC レスリング除外の判断材料 8月に報告書公開 

[ 2013年2月14日 09:24 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のアダムス広報部長は13日、理事会が2020年夏季五輪で実施する25の「中核競技」からレスリング除外を決めた判断材料の一つとなったプログラム委員会の報告書を8月ごろに公開すると明らかにした。

 同委員会は昨年のロンドン五輪で実施された26競技で、統括団体のガバナンス(統治)や世界的普及度、人気など39項目を精査した。関係者によると、近代五種と除外されたレスリングが最低レベルの評価だったという。

 アダムス広報部長は「報告書には膨大なデータが盛り込まれ、まだ完成していない。(20年五輪の実施競技を決める)9月の総会前に公表する」と話した。(共同)

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2013年2月14日のニュース