五輪レスリング存続へ福田協会会長「戦うのでなく交渉で」

[ 2013年2月14日 20:21 ]

 日本レスリング協会の福田富昭会長は14日、2020年五輪で除外の危機に陥ったレスリングの存続に向け「国際オリンピック委員会(IOC)と戦うのでなく、どうやって交渉するかが重要になる」との認識を示した。今後はロビー活動を強化するという。

 国際レスリング連盟副会長でもある福田氏は、5月のIOC理事会(ロシア)でのプレゼンテーションを重要視。「正当に競技の良さをアピールしたい」と自らも現地に乗り込む意向を示した。

 除外問題はレスリングが盛んな米国やロシアでも反響が大きいという。「IOCはフェアプレーを重視しながら除外の理由も言わず、アンフェアとの意見が多い。どこにも負けないプレゼンでIOC理事に認めてもらう必要がある」と話した。

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2013年2月14日のニュース