レスリング ロビー活動の後れ否めず 存続は「半々よりきついんじゃないか」

[ 2013年2月14日 07:13 ]

会見場を出る日本レスリング協会の福田会長(右)ら

レスリング五輪除外危機

 五輪から除外の可能性が出てきた国際オリンピンク委員会(IOC)理事会から一夜明け、日本レスリング協会の福田富昭会長(71)は13日、都内で緊急会見を行った。

 福田会長が副会長を務めるFILAは16、17日にタイで理事会を行う。除外候補とされた近代五種、テコンドーにロビー活動で後れを取ったことが“敗因”とも言われ、FILAは批判にさらされている。

 福田会長は「まずは分析。日本だけでなく国際連盟がIOCに働きかけないと(五輪での地位を)取り戻せない。IOC委員、理事にしっかりロビー活動していかないと」と5月のIOC理事会まで懸命のロビー活動を行う考えを明かす一方で「(他の7競技は)すでにロビー活動を始めている。実績はあっても(存続は)半々よりきついんじゃないか」とも話した。

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2013年2月14日のニュース