陥落なら引退も…高見盛黒星スタート

徳真鵬（左）に攻められる高見盛

大相撲初場所初日

（1月13日 両国国技館）
　幕下陥落なら引退を示唆している十両・高見盛は、徳真鵬に敗れ１３年は黒星発進となった。立ち合いで２度呼吸が合わず、３度目でようやく立ったが思い通りに踏み込めず、２１４キロの徳真鵬に寄り切られた。

　「じっくり見ないと、と思った。目が悪いから」と無念の表情。十両残留には７勝以上が必要で、「腹が立つのをきょうで抑えて、あすから新しい気持ち、としか考えていない」と自分に言い聞かせた。