大銀杏を結う時間がない!雪で力士もバタバタ

[ 2013年1月14日 21:22 ]

東京に降る初雪の中で初場所2日目を迎え、場所入りする力士と、出迎えるファン

 東京都心は14日、激しい雪が降り、両国国技館に向かう力士の足にも影響した。千葉県船橋市にある松ケ根部屋所属の小結松鳳山は、電車が発車直後に止まるトラブルに遭った。午後3時45分の土俵入りに間に合うか心配されたが、何とか30分前に到着。「大銀杏(おおいちょう)を結う時間も少なく、ばたばただった」と冷や汗をかいていた。

 大関琴欧洲は千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋から車で向かう途中で電車に乗り換え、普段は1時間ほどの道のりに3時間かかったという。15日も雪の影響が残る見込みで、千葉県習志野市に部屋を持つ阿武松親方(元関脇益荒雄)は「(午前8時40分開始の)前相撲に出る新弟子もいるから」と、国技館近くの宿を予約するなど対応に追われた。

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2013年1月14日のニュース