谷原 4バーディー69も38位後退

[ 2013年1月14日 06:00 ]

第3ラウンド、6番でリカバリーショットを放つ谷原秀人

USPGAツアーソニー・オープン第3日

(1月12日 米ハワイ州ホノルル ワイアラエCC=7060ヤード、パー70)
 日本勢でただ一人決勝に進出した谷原秀人(34=フリー)は4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69で回ったものの、通算6アンダーで22位から38位に後退した。ともに23歳のツアー1年目、S・ラングリーとR・ヘンリー(ともに米国)が通算17アンダーで首位に並んでいる。

 紙一重のラウンドだった。出だしの1番、谷原は350ヤードの“ビッグドライブ”でフェアウエー真ん中を捉えた。「あれは自分でも驚いた」と好調だったショットはこの日も健在。その後は順調にパーを重ねたが、7番パー3で7メートルから3パットでボギーが先行、パットを決めきれず波に乗れなかった。

 スイング改造中。以前より手首を使ったテークバックにすることで「力強い球筋になった」と海風の吹くコースにも対応できたが、その半面、12番では第2打でグリーンオーバーしダブルボギーを叩くなどアイアンの距離感をまだつかみ切れていない。

 それでも2日目の6バーディーに続き、この日も4バーディーを奪っており「パットさえ入れば大きく伸ばせた。2日目くらいパターが入ればトップ10も目指せる」と上位進出に自信を示した。

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2013年1月14日のニュース