星城が春高V 総体、国体と合わせ“3冠”達成

[ 2013年1月14日 06:00 ]

大塚を破り優勝を決め、喜ぶ星城の選手

春高バレー最終日 星城3-1大塚

(1月13日 所沢市体育館)
 決勝を行い、男子は昨年の全国高校総体を制した星城(愛知)が4大会ぶり2度目、女子は下北沢成徳(東京)が10大会ぶり2度目の優勝を決めた。大塚(大阪)と対戦した星城はエースの石川がアタックで両校最多の24点を挙げるなど、3―1で勝った。誠英(山口)を3―0で下した下北沢成徳は、第2セットを33―31、第3セットも25―23で競り勝った。

 星城は総体と、主力が愛知県選抜として出場した国体との高校“3冠”を達成した。レギュラーで3年生は1人。新チームを結成した1年前は上級生と下級生の間で溝が生じた時もあった。部をまとめたのは4年前、バレーボールをしていた兄を白血病で亡くした横井主将だ。「バレーができるありがたさを泣きながら伝えたこともあった」。ベンチから外れた3年生にもサポート役に回るように説得した。2季連続の偉業に向け、新しくキャプテンになる石川は「3年生がいたからできた3冠だった。(次は)自分たちで獲りにいきたい」と誓った。

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2013年1月14日のニュース