双葉山の写真を相撲博物館に寄贈 1946年巡業時の土俵入り

[ 2013年1月14日 21:01 ]

相撲博物館に寄贈した双葉山の土俵入りの写真を手にする増田貴則さん(左)

 1946年5月に静岡県富士宮市で行われた大相撲の巡業で、引退表明後の横綱双葉山が大観衆の前で土俵入りする風景を撮った貴重な写真が14日、東京・両国国技館にある相撲博物館に寄贈された。

 写真を拡大し、額に入れて贈ったのは富士宮市が故郷の増田貴則さん(29)。昨年11月に実家の仏壇を掃除していたところ発見したという。増田さんの知人が、4月に静岡県富士市で予定されている春巡業の勧進元関係者ということもあり、寄贈を決めた。

 写真は土俵入りの様子と、双葉山が増田さんの曽祖父らと記念写真に納まった2枚。増田さんは「(発見時に)双葉山さんというのはすぐに分かりました。びっくりしました」と話した。

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2013年1月14日のニュース