男子柔道不振…ソウル金の斉藤氏「ここまでとは予想外」 

[ 2012年8月2日 22:26 ]

 柔道男子が残り1日で金メダルなしという事態に、全日本柔道連盟の斉藤仁強化副委員長は2日「紙一重のところだが、ここまでとは予想外だ」と驚きの表情で話した。

 斉藤強化副委員長はテレビ解説のため、状況を目の当たりにしている。銀メダルだった60キロ級の平岡拓晃(了徳寺学園職)と73キロ級の中矢力(ALSOK)について「これが勝負だが、一瞬のチャンスを逃してしまった」と残念がった。

 1988年ソウル五輪では斉藤強化副委員長が最後の95キロ超級を制して、日本の金メダルゼロを救った。同じ立場で3日に登場する100キロ超級の上川大樹(京葉ガス)に「人のことを気にせず、思い通りに自分の力を出し切ってほしい」とアドバイスした。(共同)

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2012年8月2日のニュース