世界バドミントン連盟 無気力試合を謝罪 ベスト8の4組失格

[ 2012年8月2日 09:05 ]

ロンドン五輪バドミントン

 世界バドミントン連盟(BWF)は1日、ロンドン五輪の女子ダブルス1次リーグで起きた無気力試合について記者会見を開き、トーマス・ルンド事務局長が「選手にも競技にも、今回起きたことを非常に申し訳なく思う」と謝罪した。

 ベスト8に進出した半分に当たる4組を失格とした重い処分は「選手の利益のために決断した。重要なのは断固とした公正な態度で対処することだ」と説明した。

 双方のペアがわざと負けようとした背景には、今大会で導入された1次リーグ制がある。同事務局長は「問題があるのは明らかで、真剣に対応する」と述べた。

 藤井瑞希選手、垣岩令佳選手組(ルネサス)もインド代表チームから無気力試合をしたと指摘されたが、BWFは調査する根拠がないとした。(共同)

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2012年8月2日のニュース