辛ヒョンジュが２年ぶり優勝「涙が出るくらいうれしい」

通算11アンダーで、２年ぶりの優勝を果たした辛ヒョンジュ

　ニチレイ・レディース最終日（１７日・千葉県袖ケ浦ＣＣ新袖＝６５４８ヤード、パー７２）４位から出た３１歳の辛ヒョンジュ（韓国）が６７で回り、通算１１アンダーの２０５で２年ぶりの優勝を果たした。通算６勝目で賞金１４４０万円を獲得。外国勢の優勝は７大会連続となった。１打差の２位は笠りつ子、有村智恵、姜秀衍（韓国）の３人。不動裕理は大江香織らとともに通算９アンダーの５位だった。

　辛ヒョンジュは「涙が出るくらいうれしい」と目を潤ませて今季初勝利を喜んだ。

　国内女子ツアーは外国勢の優勝が７大会連続となり、そのうち韓国選手は６勝。辛ヒョンジュは「私でなければ、できれば日本選手が優勝したらいいなと思っていました」と周囲を笑わせてから「できるだけいっぱい優勝したい」と意気込んだ。