日本人唯一決勝Rへ 藤田「一つでも上の順位を」

[ 2012年6月17日 06:00 ]

バーディーパットを決めてキャディーと拳タッチする藤田寛之

USPGAツアー全米オープン

(6月15日 米カリフォルニア州サンフランシスコ オリンピッククラブ=7170ヤード、パー70)
 71で回った藤田寛之(43)が通算6オーバー、42位で日本勢で唯一、決勝ラウンドに進出した。

 後半の7番で2・5メートルのバーディーパットを沈めると、藤田はゆっくりとガッツポーズをした。「あれで落ち着いた」と、最終8番でボギーを叩きながらも予選を通過した。2日目を終えてアンダーパーがわずか3人の難コース。「とにかくパーを取ることを目標に、ピンが狙えても安全な方に打って、ボギーを打たないようにしたショットが安定した」と、71でまとめた。国内で今季2勝を挙げ、16日に43歳となった。決勝ラウンド進出は2年ぶり2度目。「一つでも上の順位を目指したい」と上位を目指す。 

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2012年6月17日のニュース