レスリング五輪ウエア 胸に虎、強さと勝利表現

[ 2012年6月17日 19:22 ]

レスリングのロンドン五輪代表が着用する試合用ウエアでポーズをとる湯元健一(左)と吉田沙保里

 レスリングのロンドン五輪代表が着用する試合用ウエアが17日、東京・代々木第二体育館で発表され、胸に虎の顔をあしらい、強さと勝利を表現したデザインとなった。女子55キロ級の吉田沙保里は、男子フリースタイル60キロ級の湯元健一(以上ALSOK)とともにガウンを脱いで披露し「格好いい。相手が虎に目を奪われている間にタックルに入りたい」と気に入った様子だった。

 ウエアは伸縮性のある極細繊維のナノ素材を使ってフィット感を高め、タックルなどのレスリング特有の動きをよりしやすくした。シューズは従来品よりも軽量化を図り、虎柄を採用したという。吉田、湯元健ら五輪代表は海外遠征中の男子グレコローマンスタイル96キロ級の斎川哲克(両毛ヤクルト販売)を除く男女計12人が勢ぞろいした。

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2012年6月17日のニュース