オール1本で優勝の西田、ライバル美里に“並んだ”

[ 2012年5月2日 06:00 ]

 柔道のアジア選手権に出場した男女日本代表選手が1日、ウズベキスタンから帰国した。昨年の世界女王・中村美里(23=三井住友海上)とロンドン五輪代表を争う女子52キロ級の西田優香(26=了徳寺学園職)はオール一本での優勝に手応えをアピール。

 首脳陣は07年世界選手権で一本負けを喫したアン・グムエ(北朝鮮)との対戦を期待しての派遣。だが、宿敵は出場しておらず「何のために来たのか」と落ち込んだというが、見事に気持ちを切り替えた。

 女子監督を務めた全日本女子の田辺勝コーチも「文句のつけようのない内容」と太鼓判を押し、代表最終選考会となる来月13日の全日本選抜体重別(福岡)に向け「(評価は中村に)追いついたと報告する」と話した。

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2012年5月2日のニュース