早大・藤田 最年少キャップ獲得へ

[ 2012年5月2日 15:45 ]

 日本ラグビー協会は2日、アジア5カ国対抗2戦目のアラブ首長国連邦(UAE)戦(5日・レベルファイブスタジアム)に先発する日本代表メンバーを発表した。チーム最年少で18歳のWTB藤田慶和(早大)が先発入りを果たし、史上最年少キャップを獲得することになった。

 これまでの史上最年少キャップは18歳11カ月で代表になったトンガ出身のクリスチャン・ロアマヌで、藤田は約3カ月更新した。藤田は協会を通じ「率直にうれしい。今まで準備してきたことを出し、しっかりプレーしたい」とコメントした。

 この試合は4月から日本代表を率いるエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)にとっての国内初戦。先発メンバーには、初戦のカザフスタン戦で勝利に貢献した主将のWTB広瀬俊朗(東芝)やFB五郎丸歩(ヤマハ発動機)、初キャップのFL橋本大輝(神戸製鋼)らが名を連ねた。

 この日、福岡市役所で記者会見したジョーンズHCは「若い選手にとって成長を遂げる良い機会。ポジティブなラグビーを見せてほしい」と話した。

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2012年5月2日のニュース