日本男子 ブラジルに圧勝!3連勝で首位に立つ

[ 2012年5月1日 06:00 ]

<日本―ブラジル>前半、6点目のゴールを決める三沢

 ホッケーのロンドン五輪世界最終予選第6日は30日、岐阜県グリーンスタジアムで男子1次リーグを行い、44年ぶりの五輪出場を目指す日本はブラジルを11―0で退けた。3連勝で勝ち点9とし、得失点差で首位に立った。世界ランキング15位の日本はボールを支配し続けて前半を6―0で折り返すと、後半も攻め手を緩めずに点を重ねて同42位のブラジルを圧倒。田中(立命大)は3得点の活躍だった。南アフリカが3戦全勝で日本と勝ち点で並ぶ2位、初黒星を喫した中国が同6で3位となった。

 世界ランキングが下の相手と対戦した前半戦を日本は3連勝で乗り切った。ブラジル戦は攻撃陣が爆発。パスを細かくつないで相手を崩し、サークル内から次々とシュートを浴びせた。川上主将(名古屋フラーテル)が「格下とはいえ、勝ち切ったことは自信になる」と言うように、上げ潮ムードで後半戦を迎える。次戦は世界ランク12位の南アフリカに挑む。日本にとって今大会、唯一のランク上位との対戦で、五輪出場権が懸かる決勝を占う重要な一戦となる。川上は「やるべきことをしっかりやれば、結果は出る」と自信を示した。

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2012年5月1日のニュース