明大 中大下し2大会連続23回目の優勝

[ 2012年5月1日 06:00 ]

<関東大学選手権 中大・明大>第1ピリオド、ゴールを決めた明大・小原はガッツポーズを見せる

 アイスホッケーの秩父宮杯第60回関東大学選手権最終日(スポーツニッポン新聞社後援)は30日、東京・DyDoアリーナでAグループの決勝が行われ、明大が4-2で中大を下し、2大会連続(昨年は中止)23回目の優勝を飾った。スピードに勝る明大は早々に3点をリードし、第2ピリオドに1点差と迫られたが終了間際に追加点を挙げ、初優勝を狙う中大を突き放した。最優秀選手には明大・牛来拓都主将が選ばれ、スポーツニッポン新聞社から特製トロフィーが贈られた。

 明大が伝統校の意地を見せた。パワープレーを確実に生かしてリードを奪い、1点差に迫られた後はGK佐藤永を軸に追加点を許さなかった。藤井監督は「みんなでしっかり守り切れたのが良かった」とディフェンスを勝因に挙げた。2年前の大会で優勝したが、その後は肝心な場面での守りの弱さが出て、東洋大、早大に後れを取った。1月の全日本大学選手権はベスト4にとどまったが、新チームにはベスト6に輝いた大津ら1年生が加わり戦力がアップ。その勢いで春のタイトルをもぎ取った。

 【最終順位】(1)明大(2)中大(3)東洋大(4)早大(5)法大(6)慶大(7)日大(8)東海大(9)大東大(10)専大(11)日体大(12)立大(13)青学大(14)神奈川大(15)国士舘大(16)昭和大(17)駒大(18)筑波大(19)上智大(20)順天大

 【表彰選手】▽最優秀選手 牛来拓都(明大)▽最優秀新人 大椋舞人(明大)▽ベスト6 GK=小野田拓人(中大)、DF=本野亮介、佐藤光、FW=大津晃介、小原卓朗、山田亮太(以上明大)

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2012年5月1日のニュース