村沢 五輪参加標準記録Aを突破できず

[ 2012年5月1日 06:00 ]

 陸上カージナル招待は29日にサンフランシスコ近郊パロアルト・スタンフォード大で行われ、男子1万メートルで村沢明伸(東海大)は日本勢トップの27分50秒59で10位だったが、ロンドン五輪参加標準記録A(27分45秒00)を突破できなかった。既に標準記録Aを破っている宇賀地強(コニカミノルタ)が27分52秒79で13位。佐藤悠基(日清食品グループ)は27分57秒07で16位だった。

 男子1万メートルの村沢は日本選手トップの力走だったが、五輪出場に向け「標準記録Aを切ることが目標だった」とタイムには落胆を隠せなかった。体調も万全だったというが、後半に上位選手がギアを一段上げた際に終盤の息切れを危ぶんで自重。「気持ちで引いてしまった」と悔しさを募らせた。6月の日本選手権に向け「優勝するしかない」と切迫感を募らせた。

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2012年5月1日のニュース