アジア選手権Vの西田が帰国「完璧な内容でアピールしたかった」

[ 2012年5月1日 18:24 ]

 柔道のアジア選手権(タシケント)女子52キロ級で優勝した西田優香(了徳寺学園職)ら日本代表が1日、成田空港に帰国し、中村美里(三井住友海上)とロンドン五輪代表を争う西田は3試合オール一本の圧勝に「ただ普通に勝つだけでは駄目だった。完璧な試合内容でアピールしたかった」と満足そうに話した。

 首脳陣から北京五輪銀メダルのアン・グムエ(北朝鮮)との試合内容が試金石とされたが、アンは欠場。西田は「かなり落ち込んだけど、これで負けは許されないと思った」と奮起したという。

 1月から出場3大会で全勝。日本女子の田辺勝コーチは「文句のつけようのない内容だ。これで中村と同等の評価になった」と最終選考会の全日本選抜体重別選手権(12、13日・福岡国際センター)に注目していた。

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2012年5月1日のニュース