真央、世界選手権へ手応え「階段を1段ずつ上っている」

[ 2012年2月15日 06:00 ]

キュートなマフラーとニット帽を身にまとい帰国した浅田真央

 フィギュアスケート女子の浅田真央(21=中京大)が14日、米国で開催された四大陸選手権を終えて成田空港着の航空機で帰国した。

 同選手権では2位に終わったものの、ショートプログラム(SP)、フリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦。3月の世界選手権(フランス・ニース)に向け「階段を1段ずつ上っている。トリプルアクセルを入れられたことが一番良かった」と笑みを浮かべた。

 3カ月ぶりに挑んだ大技は、SPでは両足着氷だったが、フリーでは成功に近い好ジャンプだった。「感覚を忘れずにやっていけば、世界選手権でもできると思う」。この日はバレンタインデーだったが、頭の中はチョコレートよりスケート。「あ、きょうって14日でしたっけ?特になにもないです」と笑った浅田は「練習を頑張って、悔いのない演技をしたい」と力を込めた。

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