松山 ユニバーシアード個人と団体で2冠

[ 2011年8月20日 18:14 ]

 ユニバーシアード夏季大会第9日は20日、中国の深センで行われ、ゴルフの男子個人は初日から首位の松山英樹(東北福祉大)が最終ラウンドを4バーディー、1ボギーの69で回り、大学の先輩の藤本佳則に3打差をつける通算19アンダーの269で日本勢として初優勝した。松山は、藤本らとのスコアで争う団体でも金メダルを獲得した。

 卓球男子シングルス準決勝で松平賢二(青森大)はキョ・キン(中国)に逆転で敗れ、銅メダルだった。

 ▼松山英樹の話 苦しいラウンドだったが、最後にバーディーが取れていい気分。ショットの精度が上がってきているが、パットにまだまだむらがあるので、なくしていきたい。

 ▼藤本佳則の話 (個人と団体の)両方で金メダルを取れたら良かった。もうちょっとパットがうまかったら、もっと楽にゴルフできたと思う。

 ≪阿部監督「みんなで頑張った結果」≫ゴルフの男子団体で日本は松山、藤本の活躍もあり、大会前に阿部監督が第1目標に掲げた金メダルをつかんだ。阿部監督は「藤本、松山がいいスコアを出したのは大きいが、みんなで頑張った結果」とチーム一丸の勝利を強調した。
 東北福祉大の主将を務める藤本は「両方で金メダルを取れたら良かった」と言いながらも「僕とマツ(松山)でだいぶ成績を伸ばした。いい1週間になったと思います」と勝利を味わった。(共同)

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2011年8月20日のニュース