高木文科相 初日から名古屋へ…八百長対策を直接視察

[ 2011年7月8日 15:42 ]

 日本相撲協会は8日、高木義明文部科学相が大相撲名古屋場所初日の10日に愛知県体育館を訪れ、5月の技量審査場所から導入している八百長の再発防止策の実施状況などを視察すると発表した。

 高木文科相は幕内取組の途中から結びの一番終了後まで滞在予定で、放駒理事長(元大関魁傑)ら相撲協会役員と意見交換も行う。

 8日に三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝した放駒理事長は、高木文科相への対応について「聞かれたことに答えるだけ」と話した。

 八百長問題の影響により、名古屋場所は1月の初場所以来、半年ぶりに本場所として開催。野球賭博問題に揺れた昨年の名古屋場所でも、監督官庁の文科省幹部が運営状況などの視察に訪れた。

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2011年7月8日のニュース