菊地、早川漣が五輪代表に決定!

[ 2011年7月8日 19:17 ]

アーチェリーの世界選手権で五輪出場枠を獲得した菊地栄樹(左)と早川漣

 ロンドン五輪予選を兼ねたアーチェリーの世界選手権第5日は8日、トリノで行われ、個人の男子で25歳の菊地栄樹(デオデオ)、女子で23歳の早川漣(長崎・佐世保商高職)が五輪出場枠を獲得し、ともに初の五輪代表に決まった。

 菊地は3回戦でモンゴル選手に敗れたが、2枠を争う五輪出場枠決定戦で上位2人に入った。予選5位で3回戦から登場した早川漣は、ウクライナ選手に競り勝って16強入りし、4回戦でグルジア選手に屈したものの、団体で出場枠を獲得した国・地域以外の上位8人に入った。

 今大会の団体で男女とも五輪出場枠を逃した日本は、来年6月のワールドカップ(W杯)で団体の出場枠を目指す。菊地と早川漣はW杯のメンバーに入る。

 ▽菊地栄樹の話 よかった。(五輪出場枠決定戦は)よく当てられたと思う。五輪は1カ月前に夢から目標になった。それを達成できた。(五輪での好成績の)可能性を大きくするため、これから頑張りたい。

 ▽早川漣の話 練習ではちょっと不安だった。とにかく自信を持ってやろうと思った。五輪は夢だった。でも(今回は団体で出場枠を取れなかったので)複雑な気持ちもある。(共同)

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