IOCのテレビ放送権 日本との交渉は今秋以降

[ 2011年7月8日 19:33 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)でテレビ放送権交渉を担当するキャリオン財務委員長は8日、2014年ソチ冬季五輪以降の日本向けテレビ放送権交渉について「今秋以降に日本側と話し合うことになるだろう。大震災があり、落ち着いた状況になるのを見守っている」と述べた。

 日本向け放送権は、来年のロンドン五輪までNHKと民放で構成するジャパン・コンソーシアムが契約を結んでいる。同委員長は「日本とは14年ソチ冬季、16年リオデジャネイロ夏季の少なくとも2大会分の交渉成立を目指すが、日本側が望めば、3大会以上の長期契約も可能」と話した。

 IOCは20年夏季五輪まで4大会一括の米国向け放送権契約を6月にNBCと結び、ドイツ、韓国とも相次いで交渉を成立させた。

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2011年7月8日のニュース