豊昇龍が盟友・欧勝馬の新入幕に祝福の意を込めぶつかりガッチリ「途中からちょっと熱くなった」

[ 2024年5月3日 18:19 ]

時津風部屋へ出向き、ぶつかり稽古で欧勝馬(手前)に胸を出す豊昇龍(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の大関・豊昇龍(24=立浪部屋)が3日、東京都墨田区の時津風部屋へ出稽古して17番取った。

 この日は出稽古組が6人訪れ、時津風部屋の2人を含む計8人の幕内力士による豪華な申し合い稽古が行われた。豊昇龍は御嶽海(31=出羽海部屋)、錦木(33=伊勢ノ海部屋)、時疾風(27=時津風部屋)、明生(28=立浪部屋)、欧勝馬(27=鳴戸部屋)の5人と連続で17番取って計13勝4敗。一気の押しや振り回すような豪快な投げ、足技など動きの良さを見せた。

 新入幕の欧勝馬とは昨年秋場所前に稽古して以来の手合わせで、3連敗から2連勝。既に12番連続で取った後だったため、体力的には不利な状況だったが熱い稽古を繰り広げた。最後はぶつかり稽古で何度も転がしながらガッチリ胸出し。「途中からちょっと熱くなっちゃったね」。9年前の春にモンゴルから同じ飛行機で来日してきた盟友の幕内昇進を“かわいがり”で祝った。

 番数は関取衆でこの日最多の17番。「いいんじゃない?このままやっていきたいね」と夏場所(12日初日、東京・両国国技館)に向けて好感触を口にした。

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