東海大 控え選手が活躍!13年ぶり22度目V

[ 2011年5月30日 06:00 ]

 柔道東京学生優勝大会は29日、日本武道館で行われ、7人制団体の男子は東海大が8連覇中だった国士舘大を決勝で3―1で退け、13年ぶり22度目の優勝を果たした。

 世界選手権男子100キロ級代表の高木海帆(2年)ら主力選手3人が海外遠征や故障のため欠場したが、控え選手らの活躍で覇権奪回。上水研一朗監督は「戦力の底上げができたかな」と、4連覇がかかる来月の全日本学生優勝大会へ向け手応えをアピールした。なお、女子5人制は帝京大が4年連続8度目、同3人制は創価大が2年連続4度目の優勝を果たした。

 ≪明大 主将欠き準々決勝敗退≫世界選手権100キロ超級代表の上川大樹主将(4年)を欠いた明大は、準々決勝で国士舘大に完敗。左ふくらはぎの肉離れが完治せず、グランドスラム・モスクワ大会を欠場した上川はベンチで観戦し、唇をかんだ。それでも「少しずつ練習はできるようになってきた」と話し、来月初旬の全日本男子天理合宿には参加する見込み。世界選手権前最後の試合は来月の全日本学生優勝大会となる予定だ。

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2011年5月30日のニュース