世界選手権代表に北島、入江ら22人

[ 2011年4月12日 17:10 ]

競泳の世界選手権代表に選ばれ、記者会見する(前列左から)酒井、寺川、加藤、星(後列左から)松田、入江、北島、冨田、平井コーチ

 日本水連は12日、世界選手権(7月・上海)の競泳代表として、2大会ぶりの出場となる男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)や冨田尚弥(中京大)、背泳ぎの入江陵介(イトマンSS)ら少数精鋭の男女各11人を発表した。11日までの代表選考会で、選考基準の「決勝で2位以内に入り、派遣標準記録を突破する」を満たした選手が選ばれた。

 記者会見した北島は、11日の男子200メートル平泳ぎ決勝で左太もも内側の肉離れを起こしていたことを明らかにし、「世界選手権でいい結果を残せるように出直したい」と誓った。冨田は「(200メートルで)2分7秒台を目指して(北島)康介さんと一緒に戦いたい」と意気込み、前回大会の200メートルで銀メダルを獲得した入江は「優勝しか目指す気はない」と話した。

 平井伯昌ヘッドコーチは「金を含む五つ以上のメダル」を目標に掲げた。今回、選考基準に達しなかった男子400メートル、800メートルリレーについては、5月のジャパン・オープンの結果で代表を追加選出する可能性がある。

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2011年4月12日のニュース