関大レスリング部活動自粛 元主将&副将が部員に暴行か

[ 2011年4月12日 12:15 ]

 関西大学(大阪府吹田市)レスリング部で、4年生の男子部員(22)が同学年の別の部員2人から焼き肉店でやけどを負わされたり、トランプの賭け金名目で金を脅し取られたりしたなどと訴え、大学が調査に乗り出していることが12日、分かった。大学が記者会見して明らかにした。

 3月上旬に男子部員から被害届を受けた府警吹田署は、傷害や恐喝の疑いがあるとして捜査している。

 大学によると、ことし3月14日に部から大学に報告があり判明。加害者とされる2人は昨年末から主将と副将を務めていたが、3月15日に除名処分を受け、部自体も活動を自粛している。

 大学は今月に入り懲戒調査委員会を設置。「被害を訴えている男子部員は部活動を続けたいと話しており、詳細は差し控えたい」としている。

 大学ホームページによると、レスリング部は1948年創部。主なOBに東京五輪金メダリストの市口政光さんがいる。

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2011年4月12日のニュース